出雲大社は、「縁結びの神様」や「因幡のしろうさぎの神話」で有名な「大国主大神」が祀られている神社です。ここでの縁結びとは、男女の縁だけでなく、広く人間関係を取り巻くあらゆるご縁のことを指しています。出雲大社の参拝は、6時～19時まで可能ですが、混雑することがあるため、早めの時間帯に訪れるか、時間に余裕を持って訪れることをオススメします。
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日本語
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出雲大社
島根県
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『古事記』にも記されるパワースポット
島根県のパワースポットと言えば出雲大社。御祭神は大国主大神で、縁結びにご利益があると言われています。『古事記』にも記されているほど歴史のある神社です。訪れるだけで感じられるパワーをたくさんもらってきてくださいね！
特徴・楽しみ方
見どころ
ポイント 1
縁結びの神様が祀られる出雲大社
ポイント 2
日本最大級の木造建築物と大しめ縄
出雲大社の本殿は、高さ約24メートルで、現存する神社仏閣の中では日本一の高さを誇る木造建築物です。出雲大社と言われイメージする大しめ縄があるのは本田ではなく、「神楽殿」です。幅約13m、重さ5.2tにも及び、間近で見るとその大きさに圧倒されます。数年に一度交換される大しめ縄ですが、1000人を超える町民が1年以上をかけて製作しているというのも納得の大きさですね！
ポイント 3
出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」
出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」を利用すると、タクシー1台につき1人の専属観光ガイドが同行するため、観光スポットの歴史や見どころなどをより深く知ることができます。全9コースあり、出雲大社だけでなく、出雲神話・ヤマタノオロチ伝説の由縁の地や神在月に神々が立ち寄る周辺の神社など、自分好みのプランを楽しめるのでオススメです！
ポイント 4
神在祭で日本全国の神様が集結
旧暦10月に毎年開催される「神在祭（かみありさい）」は、日本全国の神様が出雲の国に集まり、出雲大社の西方にある上宮では「神議り（かむはかり）」が行われるとされています。神議りは、人に知ることができない人生諸般の事柄や男女のご縁などが決められる会議のこと。日本中の八百万の神々が集まるこの時期に出雲大社を訪れてみてはいかがでしょうか。
ポイント 5
出雲大社を参拝した証の御朱印をいただこう
神社やお寺に参拝した証としていただく御朱印。出雲大社では5か所で御朱印をいただくことができます。本殿と神楽殿では、「お気持ちを納める」という意味が込められた穂初料は、参拝者自身が決めるようになっています。出雲國神仏霊場巡りや北島國造館、天神社（北島國造館）の御朱印もいただくことができるので、あわせて巡ってみるのもオススメです！
アクセス
松江市内から約1時間でアクセス可能
出雲大社は島根県出雲市に位置する神社です。出雲大社へは、松江市内から車で約1時間ほどで到着します。周辺には無料の駐車場が数か所用意されているので、自家用車での訪問でも安心してお参りできます。また、電車を利用したアクセスも可能で、一畑電車とJR山陰本線の乗り換えもあわせて、松江市内から約1時間ほどの所要時間です。
所要時間
1～2時間の滞在で満喫できる
出雲大社の滞在時間は、1〜2時間ほどの滞在が一般的です。これには社殿や境内の散策、祈願やお参り、御朱印の受け取りなどが含まれます。また、一の鳥居と二の鳥居をつなぐ神門通りには、名物・出雲そばのお店やお土産屋さんも多く並んでいるので、ランチやお買い物を楽しみたい方は、さらに余裕をもって時間を見ておくといいですね！
歴史
由緒正しい歴史を持つ名高い神社！
出雲大社は日本全国に名高い神社の1つで、縁結びの神・福の神として知られています。出雲大社は、かつては「杵築大社」と呼ばれていましたが、1871年に現在の名称に改称されました。出雲大社本殿は、「大社造」と呼ばれ、伊勢神宮の「神明造」と並び、神社建築の二大源流とされています。本殿は切妻妻入で9本の柱を田の字型に配し、中央には直径1mを超える心御柱が立ちます。また、正面と背面の中央には棟木まで伸びる宇豆梁（うづりょう）があります。御祭神は大国主大神で、「だいこくさま」として慕われ、日本全国でお示しになられた様々な御神徳は数多くの御神名によって称えられています。出雲大社は歴史的背景や神話、建築など、多岐にわたる魅力を持つ神社であり、訪れる旅行者にとって、日本の歴史や文化を深く知ることができる場所の1つとなっています！
基本情報
| 住所 | 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東１９５ | ||
| 営業時間 | 6:00～19:00 | ||
| TEL | 0853-53-3100 | ||
| Webサイト | http://www.izumooyashiro.or.jp/ |
クチコミ
平均レビュー
5件のレビュー
ご挨拶が載っていました。
®ご挨拶
ようこそのお参りでございます
おめくにqしのお山な
出雲大社の御祭神・大国主大神様は、この日本を豊かな国へとお造りになられ、
その国土を見室の和相先神・天照大神様にお撮りになられました。天照大神神様は目に見える世界（頭車・政事）を、大国主大神様は目には見えない世界
（非・神ぶ）を主される神様となられました。
その大神様への篤い折りとともに、壮大な出雲大社御本殿と、そこに脈打つ出雲人の伝統的価位観は、悠久の時を超えて世々に受け継がれてきました。そして、数限りない先人たちは幾度もの御造営・御修造にその全てを注ぎ込み、祈りの蘇りと感謝の心を顕わしてきたのです。
しかし現在の日本では、伝統的行事や家庭祭祀、それを貫く精神文化が急速に失われつつあり、出雲大社の諸建学をはじめ全国の御社殿もそれらを維持することが非常に困難なものとなっています。祖先たちが伝え継いできた篤い祈りと、素晴らしい伝統技術。そしてまた御速宮・御修造を通じて習わせていただく伝統的精神文化を、次世代へ確実に継承していくことが、現代に生かされる私どもの大きな使命であると考えています。
そのためにも飯々御神徳の宜揚に努め、より多くの皆様との御神縁を結んでまいるべく、全力を挙げて取り組んでまいります。皆様方には今後とも一層のお心添えを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
出雲大社
宮司
千家 彰祐
出雲大社御透宮奉賛会
出雲大社への旅、それは単なる観光という言葉では表せない、深く心に刻まれる体験でした。縁結びの神様として名高いこの古社は、足を踏み入れた瞬間から、悠久の歴史と神聖な空気に包まれます。
まず、出雲大社といえば、その壮大なスケールに圧倒されます。特に、多くの人が最初に目にするのは、巨大な注連縄がかけられた神楽殿でしょう。その太さと重さに、訪れる人々は皆、驚嘆の声を上げます。しかし、案内にもあるように、この神楽殿はあくまでも境内の一部。真の御本殿は、この神楽殿から左手に進んだ先に鎮座しています。
神楽殿から続く参道は、静かで厳かな雰囲気が漂っています。木々の緑が目に優しく、足元には歴史を感じさせる石畳が続きます。この道を歩いていると、自然と心が落ち着き、神聖な場所へと近づいている実感が湧いてきます。途中には、国宝にも指定されている拝殿や八足門など、重要な建造物が点在しており、それぞれが持つ歴史や意匠に目を奪われます。
そして、いよいよ御本殿へと辿り着きます。その荘厳な佇まいは、言葉では言い表せないほどの存在感を放っています。特徴的なのは、その屋根の形でしょう。案内にもあったように、とんがり屋根と呼ばれる独特の建築様式は、「大社造」と呼ばれ、日本の最も古い神社建築の一つとされています。この屋根の曲線美や、年月を重ねた木材の質感からは、神話の時代から続く歴史の重みが感じられます。
私が訪れた際は、残念ながら御本殿の内部を拝見することはできませんでした（通常は外からの参拝となります）。しかし、その神聖な空間を前にすると、日常の喧騒を忘れ、静かに祈りを捧げたくなります。縁結びの神様である大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）様は、人との縁だけでなく、あらゆる良いご縁を結んでくださると言われています。真剣な眼差しで手を合わせる人々の姿からは、それぞれの願いがひしひしと伝わってきました。
また、出雲大社には、独特の参拝方法があることでも知られています。「二礼四拍手一礼」という作法は、一般的な神社での「二礼二拍手一礼」とは異なるため、事前に知っておくと戸惑うことなく参拝できます。四拍手には、神様への敬意を深く表す意味合いがあるそうです。
そして、今回特に印象に残ったのが、偶然にもお見かけした、紫色に白紋の装束をまとわれた神主さんの存在です。境内各所を丁寧に案内してくださるだけでなく、参拝者の誘導や写真撮影の協力を快くされているお姿には、本当に驚かされました。神聖な場所でありながら、このように親切な対応をされる方がいらっしゃることに、心が温まりました。
稲佐の浜の砂を御本殿に持参し、砂を交換するという神事も、今回の参拝で特に印象深い出来事でした。稲佐の浜は、国譲り神話の舞台となった場所であり、神聖な砂が採れる浜として知られています。出雲大社からは車で5分ほどの距離にあり、比較的アクセスしやすい場所に位置しています。
当日、私は早朝に稲佐の浜を訪れました。案内にもあった通り、風が強い日だったため、波が岩に打ち付け、近づくことが難しい状況でした。それでも、砂浜に足を踏み入れると、潮の香りと波の音が心地よく、神話の舞台に立っているという特別な感覚を覚えました。風のない穏やかな日であれば、ゆっくりと砂を採取できるでしょう。
持参した稲佐の浜の砂は、御本殿の裏手にある4ヶ所に積まれた砂の場所に納めます。そして、その場所から同じ量の砂を新たにいただくという儀式を行います。この砂は、「お守り」として大切に持ち帰ることができます。自然の力と神様の力が宿ったこのお守りは、私にとって特別な宝物となりました。この砂の交換を通して、稲佐の浜と出雲大社が深く結びついていることを実感しました。
空港から来た方は、降り立った際に出迎えてくれる可愛らしい「しまねっこ」というゆるキャラに記憶があると思います。このキャラクターは敷地内にはいませんが、実は、御本殿の屋根の形、つまり大社造の建築様式が、そのデザインの元になったとされています。とんがり屋根が、親しみやすいキャラクターのモチーフになっているのは面白い発見でした。
注意しておきたいのは、御本殿への参拝時間です。案内にもあるように、16時には入場できなくなるため、時間に余裕を持って訪れることをお勧めします。特に、他の場所も巡りたい場合は、午前中の早い時間に到着するように計画を立てると良いでしょう。
出雲大社の周辺には、歴史を感じさせる古い街並みや、美味しい出雲そばのお店など、見どころがたくさんあります。参拝と合わせて、これらの場所を訪れるのも旅の醍醐味です。また、日御碕や須佐神社など、出雲地方には他にも多くの由緒ある神社が点在しているため、時間に余裕があれば足を伸ばしてみるのも良いでしょう。
今回の出雲大社への旅は、神聖な場所での祈り、美しい自然との触れ合い、そして古の歴史に思いを馳せる、貴重な時間となりました。偶然お会いした神主さんの温かいおもてなしも、この旅の忘れられない思い出の一つです。いつか再び訪れ、今度はもっとゆっくりと時間をかけて、この地の魅力を堪能したいと思っています。
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