頭ヶ島天主堂

長崎県

4.5

このエリアの観光情報

general.prefecture.

全国的にも珍しい石造りの頭ヶ島天主堂

「世界文化遺産/国指定重要文化財」1919年築の歴史ある教会！装飾には椿があしらわれており、華やいだ雰囲気を感じることができます。また、五島列島には、約50もの教会が点在しており教会巡りを楽しむことが出来ます。

1軒をのぞいて皆キリシタンだったという頭ヶ島。五島崩れの時、信徒は牢から全員逃げ出して島を離れ、迫害が終わってからこの地に戻ってきた。頭ヶ島天主堂は、鉄川与助の設計施工によって建設され、近くの石を切り出して、1919年に完成し、コンパス司教により祝別・献堂された。2001年に国の重要文化財に指定。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「頭ヶ島の集落」にある石造りの天主堂。

教会見学にあたってのお願い

頭ヶ島天主堂の見学は（個人・団体問わず）事前連絡が必要です。
受付窓口：長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター
TEL：095-823-7650/FAX：095-895-9690（対応時間：9：30～17：30）

特徴・楽しみ方

定番レジャー歴史文化

見どころ

ポイント 1

潜伏キリシタンの歴史を感じる世界遺産

頭ヶ島天主堂は、潜伏キリシタンの信仰の歴史を物語る貴重な建物で、ユネスコの世界遺産に登録されました。頭ヶ島天主堂は、1910年に着工し、近くの石を切り出してつくられました。周辺には、潜伏キリシタン関連遺産や美しい自然が広がっており、散策や写真撮影に最適です。頭ヶ島天主堂を訪れる際には、事前に交通手段や営業時間を確認しておくことが大切です。

ポイント 2

海風を感じる頭ヶ島天主堂

頭ヶ島天主堂は、五島列島の中でも最も美しい海に面しています。エメラルドグリーンの海と白い壁のコントラストが美しく、写真スポットとしても人気です。また、周辺には美しい自然が広がっており、散策やトレッキングなどアクティビティも楽しめます。周辺には宿泊施設が限られているため、早めの予約が必要です。五島列島を訪れた際には、ぜひ頭ヶ島天主堂を訪れてみてください。

ポイント 3

日本でも有数の石造りの天主堂

頭ヶ島天主堂は、五島列島の中でも古いキリスト教会の一つで、江戸時代に潜伏キリシタンたちが建てたものです。石造りの建物は、日本でも珍しく、内部には椿をモチーフとした美しい装飾が施されています。頭ヶ島天主堂周辺には美しい自然が広がっており、散策や写真撮影に最適です。美しい写真を撮るために訪れる観光客も多く、五島列島観光の際にはぜひ訪れたいスポットです。

ポイント 4

独特な外観が印象的な頭ヶ島天主堂

頭ヶ島天主堂は、日本の教会には珍しい構造を持ち、独特な外観が印象的です。世界遺産に登録された「頭ヶ島の集落」の構成資産としても知られています。外観は地元の石を切り出して作ったと言われる石造りのため、重厚で厳かな雰囲気があります。建築に興味がある方には、ぜひおすすめしたいスポットです。五島列島観光の際にはぜひ訪れてみてください。

ポイント 5

時代を超えた歴史的建造物

頭ヶ島天主堂は、無人島だった五島列島に位置する頭ヶ島に建てられました。潜伏キリシタン関連遺産として知られる歴史的建造物のひとつです。迫害から逃れて頭ヶ島に移住した信者たちが長い年月をかけて、建設費を工面し完成したのが、頭ヶ島天主堂です。周辺には美しい自然が広がっており、歴史を感じながら散策してみるのはいかがでしょうか。

もっとみる

観光

頭ケ島天主堂見学の注意点

頭ケ島天主堂の見学には事前連絡が必要です。また教会の行事がある場合は、見学できないケースもありますので注意しましょう。受付窓口は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」です。こちらのホームページに教会見学時のマナーなども記載されているので、お出かけ前にチェックしておくことをおすすめします。

基本情報

	住所	〒857-4102 長崎県南松浦郡新上五島町友住郷頭ヶ島６３８番地
	営業時間	9:00～12:00, 13:00～17:00
	TEL	0959-42-0964
	Webサイト	https://kyoukaigun.jp/

平均レビュー

4.5

5件のレビュー

🏣長崎県南松浦郡新上五島町友住郷頭ヶ島632 🅿️🚗…有りました。有川港から車で20分程。 🚌…頭ヶ島天主堂行き（1日3本のみ） ※ 教会内覧は要予約（30分） ※ 1869年頃キリシタン迫害を逃れ、中通島の鯛ﾉ浦の潜伏キリシタンが無人島だった頭ヶ島に移住。 1887年カトリックに復帰した信徒達により初代の聖堂建設。 1910年～1919年着工から約10年を費やし現聖堂が完成（鉄川与助設計.施工） 2001年国の重要文化財に指定を受ける。 2018年世界文化遺産に登録される。 ※ 建物石造り平屋ロマネスク調こ教会堂、平面は単廓式、天井はアーチやボｫ－ルトを用いず二重持送りのハンマー.ビーム架構で折上げられている。西日本唯一の、全国的に見ても珍しい石造りの教会堂である。石は島内の石を切り出し、積み上げて建設された。内観は船底天井と五島列島の椿を模した花装飾と、青を基調にした華やかな雰囲気の美しい教会堂。教会堂その他、司祭館と門柱が重要文化財の附指定となっており、境内地も2003年重要文化財に追加指定されている。 ※ 近くにはキリシタン墓地や普通に暮らしを営む民家も点在していました。

世界文化遺産（長崎・天草潜伏キリシタン関連）の頭ヶ島集落の一部、頭ヶ島天主堂。事前予約にて礼拝堂に入り説明を聞くことができます。近隣とのトラベルを避けるために近所には路上駐車をしないことが必須です。駐車場に入れ、駐車場上に受付の建物がありますので受付を済ましてから散策。建物は、1919年に10年の歳月をかけ建立した。石造りの天主堂、建築資材には近くの岩を切り出し、砂岩を用いられたと言われている。現在は橋が架かり利便性が良いが、当時を考えると西の果てに逃げてきたというのがわかる。鉄川与助さんが精魂込めて建築した教会であったと感じました。天主堂を下りてゆくと白浜、そして海が広がり景色が良いです。（20241111）

上五島の旅では最後に楽しみであった頭ヶ島天主堂は想像していた通りの教会だった。念願のマリア像を息をひそめて物音を立てないようにカメラに納めたのだった。頭ヶ島天主堂から静かな海辺まで散歩すると心休まるシーンに出会えた。世界遺産になる遥か昔に、聖母マリアはこの磯の海に穏やかに打ち寄せる波の音を聴いていたのだろうか？

一緒に回りたい