やきもの散歩道

やきもの散歩道は窯元めぐりが有名です。常滑市には数多くの窯元があり、その中でも代表的な窯元は、中村陶器店、丸一窯、楽窯、藤井屋陶苑、高橋窯などがあります。これらの窯元は、歴史あるものから若手作家が手がけるモダンなものまで幅広いスタイルの焼き物が楽しめます。また、窯元では、職人の作業風景を見学できたり、作陶体験もできます。常滑市内には多数の窯元があり、それぞれに特色があります。常滑市のやきもの散歩道は多彩な窯元と作品、職人の作業風景、作陶体験、食べ歩き、フォトスポットなど多くの楽しみ方があるので、是非足を運んでみてください！

やきもの散歩道は昭和初期に最も栄えた窯業集落一帯で、明治から昭和にかけてのレトロな雰囲気が残り、映画の撮影場所としても使用されるほどです。また、土管坂と呼ばれる廃材を敷き詰めた坂道は、焼成時に使用した捨て輪の廃材を再利用して作られたもので、左右の壁面には明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶がびっしりと並んでいます。この景色は、やきもの散歩道を代表する風景の1つとなっています。やきもの散歩道を散策することで、昔ながらのレトロな雰囲気とともに、歴史を感じることができるでしょう！

散歩道には窯元カフェが多数あり『ni:no』はやきもの散歩道のすぐ横に位置する雑貨屋さん兼カフェで、1階の雑貨屋さんでは女性らしい可愛らしいテイストの小物や器を扱っています。常滑で作陶される人気作家の原田晴子さんや、新井尋詞さんの器も取り扱っており、おしゃれな器で出されるドリンクやスイーツが人気です。また、『MADYAMA』はやきもの散歩道駐車場から徒歩約2分の場所にあり、土管工場をリノベーションしたカフェです。重厚感のある柱とカジュアルなインテリアがミックスされ、オシャレな店内での休憩が楽しめます。さらに、『桐山珈琲』は、2022年2月にオープンした常滑やきもの散歩道の中でも最新のカフェで、コーヒーやスイーツが楽しめます。常滑散策の合間に気軽に立ち寄れるのが魅力です。やきもの散歩道での窯元カフェ巡りは、おしゃれな器でのドリンクやスイーツが楽しめ、観光の合間にぴったりの休憩スポットとしておすすめですよ！

やきもの散歩道ではもちろん陶芸体験もできます。散歩道内には多くの窯元や店舗があり、その中には体験教室を開催しているところもあります。陶芸体験では自分で器を作り、その器を焼くことができます。体験時間や費用・予約方法は窯元や店舗によって異なるので、事前に確認が必要です。また、陶芸体験後は散歩道を散策して、地元の陶器を見たり購入することもできます。常滑市は陶芸の街としても有名で、多くの作家や職人が作品を展示しています。常滑市の陶芸体験で自分だけの器を作ることは貴重な体験となることでしょう！

とこなめ陶の森資料館は1981年に開館し2021年10月にリニューアルオープンした陶器の博物館です。常滑焼の生産用具や製品など国指定の重要有形民俗文化財のうち、約300点が展示されており、陶芸に興味のある方にとっては必見の場所と言えます。また、同施設には「陶芸研究所」「研修工房」という2つの施設も併設されており、自分で陶芸を体験することもできます。常滑市には、多くの窯元やお店もあり、陶器に囲まれた街並みを散策することもできます。足を運ぶだけでなく、自分で陶芸に挑戦することもできる「とこなめ陶の森資料館」は、陶芸愛好家や旅行者にとって魅力的な場所と言えますよ！