赤目温泉

赤目温泉は、ラドン含有率が近畿地方で最も高い温泉地の一つです。美肌効果が期待できるため、女性にも人気があります。温泉地には「対泉閣」と「山水園」という和風旅館があり、それぞれ異なる源泉を持っています。どちらの旅館も趣向を凝らした浴場を備えており、山里の食材を使った料理の数々も人気です。また、日帰り入浴も利用できるので、自然に囲まれた静かな環境でリラックスしたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

赤目温泉周辺には、「伊賀流忍者博物館」や「伊賀上野城跡」など忍者にまつわる観光スポットがあります。特に温泉から近い「忍者修業の里」という施設では、20種類以上の中から選んで、忍者修行をすることが可能です。さまざまなアクティビティをこなす忍者修行は、体を動かしたい方にぴったり。修行の後は温泉に戻って疲れた体を癒やしましょう。

赤目温泉に宿泊すると、ご当地の食材をふんだんに使用した贅沢なグルメを堪能できます。例えば、老舗旅館の「対泉閣」では、三重ブランドの伊賀牛、伊賀米コシヒカリをはじめ、伊賀食材をふんだんに使った和食が人気です。特に名物の「伊賀牛とろ寿し」は、融点の低い脂が、口に入れた瞬間ふわっと溢れ出す贅沢な味を楽しめますよ。

赤目温泉のそばにある赤目四十八滝は、渓流沿いに続く遊歩道であり、紅葉シーズンには見事な景色が広がります。赤目温泉から徒歩5分程度で行けるため、散策するにも便利です。滝が間近に流れ、マイナスイオンを感じられる森の中が、鮮やかな赤色に彩られる景色は圧巻です。森林浴の森日本100選にも選ばれた、癒やしの空間は秋の行楽シーズンにぴったりなスポットといえます。

赤目温泉に宿泊したなら、旅の思い出に、お土産を購入してみてはいかがでしょうか。ホテルの館内や街中に点在しているお土産ショップでは、定番のお菓子の他に、名物グルメの「へこきまんじゅう」が販売されています。さつまいもを生地に使い、忍者の形をした可愛いまんじゅうは、伊賀忍者の里ならでは。その他にも、組紐を使った民芸品のぱすてる玉など、ユニークなお土産が揃います。