シャボテン動物公園

例年11月から4月まで開催され、伊豆の冬の風物詩になっている「元祖カピバラの露天風呂」。期間中、平日は1日1回、土日祝日には1日2回入浴します。気持ちよさそうに温泉に浸かるカピバラは見ているだけで癒されますよ。時期によっては柚子の入った柚子湯に浸かる様子も見る事ができます。 1982年の冬に飼育スタッフがお湯を使って掃除をしていたところ、湯だまりに足やお尻をつけてくつろぐカピバラの姿に気づいてから毎年開催されている「カピバラの露天風呂」は、2023年で40周年を迎えました。多くのカピバラは家族で入浴しており、親子入浴する様子はとてもほっこりする光景です。

園内中央に位置する池にある、大小9つの島と沿岸をボートで巡りながら動物たちの観察ができる「アニマルボートツアーズ」。国内の動物園では非常に珍しい展示方法で探検しているような気分も味わえる貴重なツアーです。それぞれの島ではリスザルやワオキツネザルなどのサル類を、沿岸ではフラミンゴやカピバラなどが暮らしている様子を見ることができます。 アニマルボートツアーズには、ガイドの説明を聞きながら池を一周する「ぐるっと1周コース」と、途中で島へ上陸しサルに餌やりができる「モンキー島上陸コース」の2コースがあります。どちらも先着順なのでご希望の方はお早めの予約がオススメ！

伊豆シャボテン公園では、世界中の約1500種類のシャボテンや多肉植物が栽培されています。普段あまり見ることのできない珍しい種類のシャボテンも多数あり、シャボテン好きにはたまらないスポットです。 大きな高原竜が温室への入り口で、メキシコ館、マダガスカル館、森林性シャボテン館、南アメリカ館、アフリカ館と、その名の通り各エリアやテーマごとのサボテンが展示されており見応え抜群！5つの温室を抜けた先にある「シャボテン狩り工房」では、工房内で販売されているサボテンや多肉植物と鉢をお好みで選ぶと素敵な寄せ植えとして持ち帰ることができるサボテン狩りを体験できますよ。

公園内には、約140種類の動物たちが暮らしており、クジャクやリスザルなどは放し飼いにされていて、自由に歩き回る姿を間近で見られるのも特徴です。また各展示場での、エサやり体験などのふれあいプログラムも充実しています。 平日に1日1回、土日祝日繁忙期には1日2回開催されてる「アニマルショー」もぜひチェックしてみましょう！

2022年より始まったジップラインおやつあげ体験は、丘の上にいるラマには直接おやつをあげることができない為、長さ約10ｍの空中に張られたロープを使って、地上から丘の上までクリップにつけたおやつを手動であげることができる珍しいおやつあげ体験です。 ロープで 丘の上まで運ばれる途中には「パンダヤギ」や「ヒツジ」がいる為、途中で他の動物が食べてしまったり、おやつが落ちてしまったりするので、いかに落とさずにラマへおやつをあげることができるのか、ドキドキを楽しみながら体験できます。ぜひ新しいおやつあげ体験にチャレンジしてみてください。

各テーブルにカピバラやレッサーパンダの巨大なゆいぐるみが着席しており、動物たちと一緒に食事を楽しむことができる「森のどうぶつレストラン~GIBBONTEI~」は伊豆シャボテン公園で是非訪れたいスポット！ カピバラをモチーフにした「カピバーガー」やアヒルのオムハヤシなど見た目も可愛く写真映えするメニューが揃っていますよ。旅の思い出に是非！

「伊豆シャボテン公園」のすぐ近くにある公認オフィシャルホテル「伊豆シャボテンヴィレッジ」はドームテント・バスルーム・トイレが連結し全室エアコン完備のホテルのような設備の中でグランピングが楽しめる宿泊施設です。夕食はプライベートデッキで、肉や海鮮のバーベキューを、翌日の朝には、地元野菜をふんだんに使ったサンドウィッチ、スープ、ヨーグルトなどを、大室山を見上げながら楽しむ事ができます。露天風呂も完備されていますよ。伊豆シャボテン公園を満喫した後は、グランピングを楽しんで伊豆の旅を満喫しましょう！